これはミニチュアダックスフントでよく見られる病気です。
肛門近くの直腸にたくさんのポリープができます。
初期には無症状であることが多いのですが、進行すると血便、排便時のいきみなどが見られることがあります。
場合によっては、写真のように腸が肛門から反転して出てきてしまいます。
最近では、お薬で管理することが多いのですが、ポリープがある部分の直腸粘膜を切除することもあります。
多発性直腸炎症性ポリープ
![症例画像](https://ueda-ah.com/wp-content/uploads/2020/02/sg-d-1.jpg)
直腸が反転して出ています。
血流が悪く少し黒っぽくなっています。
![症例画像](https://ueda-ah.com/wp-content/uploads/2020/02/sg-d-2.jpg)
プツプツと見えるものがポリープです。