診療科目・内容
診察対応動物
イヌ
ネコ
ウサギ
フェレット
ハムスター
診療科目について
基本的には幅広く病気やケガに対応しておりますが、当院で実施できない検査や治療が必要と判断した場合は、責任をもって適切な施設への紹介を行っております。
ワクチン
ワンちゃんの場合は一般的に狂犬病予防ワクチンと混合ワクチンの2種類のワクチンがあります。
狂犬病予防ワクチン
狂犬病予防ワクチンは年一回の注射が義務付けられています。
混合ワクチン
子犬、子猫の場合複数回の接種をさせていただき、成犬や成猫であれば3年に1回の接種が基本となります。
ワンちゃんの場合、途中でワクチンの効果持続の予測をするための検査をさせていただくことがあります。
生活環境やワクチンの種類によっては毎年の追加接種が推奨される場合もありますので、そのような場合は個別にご相談させていただいております。
不妊手術(去勢・避妊)
不妊手術が行われる理由としては主に以下のものがあります。
- 望まない妊娠や出産を避けるため
- 将来、起こるかもしれない病気の予防
- 人との生活をより快適にするために(マーキング軽減、攻撃性の緩和など)
不妊手術は動物病院では一般的に行われる手術の一つですが、手術を受けさせるか悩まれる方も少なくありません。
手術を受ける場合、せっかくであれば早いほうが利点が多いこともありますので、悩まれている場合、お早めにご相談ください。相談だけでも構いません。
決して手術を強制することはありません。手術をされる場合もそうでない場合も飼い主様が納得していただければ幸いです。
皮膚科・耳科
皮膚の異常は飼い主様が気づきやすいということもあり、ご来院理由として多いものです。
一部の病気は完治するのですが、多くの皮膚病や耳の病気はその背景に大きな原因(アトピー様皮膚炎、ホルモン疾患など)がある場合もあり完治が困難なことも少なくありません。
そのような場合、中長期的にケアを続けることが非常に大切です。
長期に渡るケースが多いですので、少しでも飼い主様の負担を軽くできるように治療提案するよう心がけています。
主な検査内容
- 抜毛検査:
毛を抜いて観察します
- 皮膚掻爬検査:
皮膚をこすり取って観察します
- 押捺検査:
皮膚にガラスやテープを押し付けて観察します
- 培養検査(細菌、真菌)
- 除去食検査:
食べ物が原因である可能性を調べたいときに実施します
- 皮膚組織生検:
よく見られる皮膚病変ではないようなときに実施します
- 耳鏡検査:
耳の中を観察し、耳垢や耳道の状態、寄生虫や異物、腫瘤の有無などを調べます
眼科
眼の病気の異常には主にまぶたの異常、角膜の異常、レンズの異常、眼の中(ぶどう膜、網膜)の異常、涙の異常、瞬膜の異常などがあります。
主な検査内容
- スリットランプ検査:
様々な光を利用して眼を観察します
- シルマー検査:
涙の量を測定します
- 眼圧検査:
眼の固さを測定します
- 染色検査:
角膜上皮の状態を評価します
- 超音波検査:
主に腫瘤の有無や網膜剥離の有無を調べます
- 眼底検査
腫瘍科(腫瘍・できもの)
体の表面あるいは体の中にできものが見つかった場合、できる限り細胞診や病理組織検査を行います。全身状態と合わせた評価により適切な治療方針を決定します。
主な検査内容
- レントゲン検査
- 超音波検査
- 細胞診:
できものに細い針を刺して細胞などを採取して観察します
- 病理組織検査:
できものから小さな塊を採取して検査します
内科
広辞苑によりますと、「内蔵の病気を手術せずに治す科」ということになります。
人医療では細分化されていますので消化器内科、腎臓内科、循環器内科などと呼ばれているのが一般的になっているようです。動物病院でも一部の総合病院では細分化されていますが、一般的には内科という大きな領域で捉えられています。
主な検査内容
- 血液検査
- レントゲン検査
- 超音波検査
- 尿検査
- 糞便検査
- 血圧検査
- 心電図検査
循環器科(心臓病)
心臓病には大きく先天性のものと後天性のものがあります。
そして心臓の異常には、弁の異常(僧帽弁、三尖弁、大動脈弁、肺動脈弁)
心臓の筋肉の異常(心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、各種心筋症)などがあります。
動脈管開存症という病気もよく知られています。
心臓病があればすべて治療が必要というわけではありません。
状態によっては定期的な検査で様子を診させていただくこともあります。
主な検査内容
- レントゲン検査
- 心臓超音波検査
- 心電図検査
健康診断
掲載準備中。詳しくはスタッフにお尋ねください。