目が白く濁っていて、内部の観察が出来ない場合、超音波検査を行うことがあります。
左(L)は正常な眼ですが、水晶体の上部に前眼房(赤↔)が確認出来ます。
一方で、右(R)は水晶体の位置が上方へ移動しています。水晶体そのものの異常も確認できます。
原因は、生まれつきの素因、事故や眼内の疾患によるものがあります。
いずれの原因にしても、理想的には緊急的な対応を求められる疾患の1つです。
治療として推奨されるのは、水晶体の摘出±人工レンズの装着と考えられます。
飼主様の希望、動物の状態や年齢によって治療方針が決定されます。