徳島の動物病院 うえだ動物病院です

腫瘍・できもの

リンパ腫

リンパ腫とは血液のがんで、体のさまざまな部位で発生します。
特に、犬や猫ではよく見られる腫瘍の1つです。
完治(体の中から全ての癌細胞を無くすこと)は困難ですが、化学療法を中心とした治療を行い、生活の質を向上を目指します。

<腸にできたリンパ腫>
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これは盲腸に発生したリンパ腫です。食欲の低下と頻繁な嘔吐があるということで来院されました。腫瘍が大きく、消化管の中を食事が通ることが出来ない状態でした。一般的には、リンパ腫の場合、化学療法が選択されますが、このケースでは空腸―盲腸―結腸を切除し、その後化学療法を開始しました。

<腎臓にできたリンパ腫>
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腎臓に発生したリンパ腫です。左は治療前の腎臓です。特に△部分に異常を認めます。
化学療法開始後は右のような正常に近い形態になり、腎臓の血液検査の値も大幅に改善してくれました。

鼻のリンパ腫

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正常
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鼻のリンパ腫

赤丸の部分を見比べてください。赤丸の部分は鼻の中です。左の図ではほぼ真っ黒であるのに対して右の図では白い部分がほとんどです。黄色の部分は骨が消失しています。
この画像のみでも腫瘍(がん)を強く疑いますが、一般的には病理組織検査という検査を実施して診断を下します。
鼻水が止まらない、鼻血が出る、くしゃみが多くなってきたなど一見すると軽い病気のような症状から始まることがほとんどです。特に、中高齢で鼻の症状が出てきた場合は順序立てた検査を行うことをご提案いたします。

皮膚型リンパ腫

一見すると少しひどい皮膚病に見えるかもしれませんが、皮膚型リンパ腫は腫瘍(皮膚のがん)です。
口の周りや肛門周りなども同じような症状が見られることが多いです。
典型的ではない皮膚の異常に遭遇した場合、皮膚の病理検査をご提案させていただくことがあります。
そうすることで、悪性の病気や一般的な皮膚の治療では改善しない皮膚病の早期診断に繋がります。

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縦隔型リンパ腫

多くは、息が苦しそう、食欲がない、元気がないといった症状でご来院されます。
発病には多くは猫白血病ウイルスが関与していると言われます。
猫白血病ウイルスに感染した若い猫で見られるのが特徴です。

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左図:赤丸の部分が真っ白です。これは胸水と腫瘍によるものです。
右図:抗がん剤による治療後です。胸水が消失し、腫瘍も小さくなったためほぼ正常に見えるようになりました。

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診断のために超音波検査で腫瘍を確認しながら細い針を刺して細胞の検査をします。
必要に応じて特殊検査を行うこともあります。

肝臓腫瘍

中高齢になると肝臓に腫瘍ができることがあります。
一部の腫瘍を除き、手術を検討する場合があります。
その場合は、造影CT検査を実施して、腫瘍の性状を調べた上で治療計画を立てることが理想的です。

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肝臓に見られた腫瘍

膀胱移行上皮癌

特に中高齢の犬で血尿が続く場合は、一般的な尿検査のみではなく超音波検査を実施されることをお勧めします。

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左図:膀胱内に塊状物(点線)があります
右図:膀胱近くのリンパ節が顕著に大きくなっています

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腫瘍の影響で腎盂が拡張しています

肛門周囲腺腫

一般的に去勢をしていない中高齢の犬に見られます。
良性腫瘍ですが、中にはとても大きくなるものがあります。
すべてのしこりに言えることですが、はじめは様子を見ていても大きくなっている場合早めに摘出することでいろいろな負担を軽くすることができます。

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TEL 088-691-5026 徳島県板野郡藍住町

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